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では何が仕事を難しくしているのか・・
大きな理由は予定通りに出航できない、ということ
まずは荷役が定刻通りすまない。雨だのクレーンの故障だの色々理由をつけて遅れる。
遅れる時間が読めないため、パイロットの手配にてまどる
沖合で停泊中の船にパイロットが向かった後、港の船が出航できない、
となると、パイロットに下船を、なんて事になりかねないそうだ。
その他は、積荷の重さによって吃水の加減や、
港の潮の高さで、入港時間が決まるとか、
そのわずかな時間をぬって、船を出し入れ時に荷役が遅れる。
船の速度で、パイロット二人乗り、一人乗り
等々、条件が複雑に絡み合ってくると、
内海と代理店の駆け引き+キャプテンとのやりとりが
ヒートアップするそうだ。
なにせパイロット一人にも結構多額のお金が支払われるし、
パイロットの一言で、船が動かなくなると、
停泊料だけでも信じられないお金がかかるそうで、
代理店は、現状を知っていても、むやみに了解を出さない方針だそうだ。
結局振り回されるのは息子達で、
中間職業の立場の悲哀を噛みしめている。
しかし、まだ人間相手の事なら、折り合いがつくのだが
そうも行かないのが、天候
台風の影響は大で、全て船は沖に停泊。
その中を出航すると言った強者がいたり・・(モチ取りやめになったが)
霧が出ると運行が読めなくなり、
雨が降ると荷役がダダ遅れ。
どこに文句を言える状況でなく、
ひたすら 電話の応対に忙殺されるそうだ。
パイロットの手配は 名簿順になって
トップのキャプテンに水島の船に何時に乗船をと、連絡
そしてタクシー 新幹線の手配 場合によってはホテルの手配となる。
そして沖合に居る船には通船の準備まで。
これが崩れると、 どうなるんでしょうね・・・
時々にこうした仕事の話を、興味半分聞いているが、
当人はマジ脳みそフル回転の仕事なんだろう