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むぎめ!!とは・・ 「豆乳飲料 麦芽 コーヒー風味」  おいしいよ  
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「秘密 トップシークレット」
この本の7巻

特に題名が付いていないのだけど
300ページ1冊で一話完結している

それで一挙に読めてしまうけれども、
すっごく良くできたお話で 
読んだ後にも
じ~~んと考えてしまっている


覚え書き程度に 粗筋を書いておこう
淡路真人
淡路瑞木
吉田さなえ
望美
平野美奈子
千堂外務大臣
千堂咲


薪所長
岡部
青木

拉致被害の会から
一人の初老の男性が退会する
どうして・・と聞く会友に
「鬼に・・なります」と告げ
花吹雪の中立ち去っていく


しばらくして若い女性が掠われ、
犯行声明が、各マスコミに流される
「千堂外務大臣の娘一人誘拐した」

やがて犯人を見つけ取り囲んだその時
犯人の女が自殺

警察の不手際を責めながらも、
早々に女が死んでくれたことにホッとする

なぜなら彼女の脳から MRI装置を使い
犯行に至った経緯を見る事ができるから・・
それは早期解決ともなりうる

そして・・脳が見せたものは
中東行きの貨物船のコンテナに誘拐された女性
僅かな水だけがおかれ 
その量から10日間も生きていけるか・・

衣服や髪型から千堂外務大臣の娘と断定
千堂外務大臣は 我が娘のため、
国権を乱用してでも娘を救おうとする

船が特定され、保安庁の船が追跡し、
停船を命令するが・・
輸出禁止品目を積んでいるため無視して航行を続ける
国交協定を危うくしてまで、保安庁の職員を乗り込ませようとしたとき

薪所長を初めとする捜査官が
これは、トラップだと見破る
映像を詳しく調べると
千堂外務大臣の娘に似せた別人と分かったからだ

では、別人と分かった今、突入は!?
千堂外務大臣は、すぐ中止させ、保安庁の船を引き上げさせる

コンテナに閉じこめられた女性は、
なぜこのような自体に自分がおかれたのか、理解できないまま
泣き、わめき壁を叩いて助けを求めるも。。
そんな時船のエンジが止まって。。希望を胸に抱いた、けど
すぐ打ち破られ 再び絶望に泣き崩れる・・・

そんな大臣の態度に薪所長はじめMRI捜査の職員達は
船の中の女性の救出を頼むのだったが、
大臣は二度と船を向ける事をしなかった

彼は、自分と自分の家族だけを一番に考え
そして政治的地位を危うくする
リスクを避けようとするエゴの固まりな男だった

では、コンテナに捕らわれている女性は誰なのか?
彼女を拉致した目的は?
そして千堂外務大臣の娘はどこにいるのか?
様々な謎が解明されないと

限られた水しか与えられていない
コンテナの女性は死んでしまう

第9のメンバーによって
コンテナの女性の身元が分かる
徳島の22才の女性「望」
拉致した女は吉田さなえ

さなえと千堂外務大臣の接点が分かる
離婚した彼女の夫の所在も・・

彼ら夫婦の娘は、ある国の海外援助のため
国の依頼によって派遣された救助隊グループ一員だった
だが反政府ゲリラ達によって彼らは拉致され何名かは殺され
・・そして生死不明となり帰って来なかった
帰らぬ隊員の中に彼ら夫婦の娘がいた

この時の交渉使節団の責任者が 千堂だった

生死も分からず
遠い国に捕らわれている娘達を救うべく
拉致被害の会のメンバーは長年にわたって国に訴え続けていくが
当事者の国の政権が代わり、新しい政府との国交を
樹立した時点で、国は救済の手を引く
それでも一縷の望みを持って、被害者の会は活動を続けていた
その会員の淡路真人

淡路の所在を突き止め、千堂外務大臣たちは行く
淡路はガンに犯され、余命幾ばくも無いのだけど
現代の最先進医療によって生かされている
「葉桜になって来たな」
「おまえの娘にたどり着く道も 場所も
私の頭の中には、ある 
こうやって生きている私と おまえの娘の命と
どちらがもつかな・・」

「おまえは私を殺したいだろう・・
私を殺して娘を助けたいのだろう」

「これが娘を奪われた私たちの、おまえのへの復讐だ!」


自分の娘の命の為に 土下座をして淡路に許しを請う
子供ができなくて 長年不妊治療をしてやっと授かった娘ゆえ

しかし・・淡路はこれを受けない
片方ではコンテナの中の娘
片方ではどこにいるか分からない大臣の娘
許しを請う大臣の頭にはコンテナの娘はもういない事を知っているからだ

あくまでも自分の事だけを考えているために・・
そして事件は起こった

千堂外務大臣が淡路を殺したのだ
そして有無を言わせず、淡路の脳から
千堂外務大臣の娘を探しだし救出に向かう

それと同時に、第9捜査のメンバーによって
コンテナの娘の救出もされる
たとえ大臣の許可がなくとも
第9のメンバーが 今なら助かる、
そのチャンスを見過ごすことができないと、行動に出たからだ
結局薪所長の努力によって救出の許可が出て
メンバーは罪に捕らわれる事はなくなった

一方、淡路殺害によって逮捕された千堂
大臣という地位を捨ててまで娘を助けたと、
マスコミや世間の千堂外務大臣に対して好意的に受け取る

助け出された二人の娘
千堂咲
彼女は 自分を愛してくれていると、
喜びに包まれ、母と共に父の訪れを待つ

もう一人の娘も偶然同じ病院に入院していて
彼女の家族の見舞いを受けていた


手錠をかけた千堂が 第9捜査室にくる
淡路は 自分の命が2年持たない。。と知ったときから
千堂の過去から調べ上げ・・
周到な計画を目利上げた

薪所長は、二つの毛髪を手にして・・
淡路の 本当の復讐を語る


淡路の家は清掃業者が入っていて
何も残っていないのに、2つの毛髪が残されていた
1つは、千堂咲
1つは、徳島で掠われた娘

それをDNA鑑定して・・
千堂咲と 大臣とは親子ではない

長い不妊治療をしていた彼の妻は
諦めて 他人の精子を受けて妊娠した

それを聞いて、怒る大臣
「あれは私の子供じゃない」と。。手の平を変えるように
愛情も信頼も断ち切る

ではもう一人の娘のDNA鑑定で
淡路は20年前の千堂の事も調べ
当時付き合っていた女性が妊娠していて
そして調べた結果本当の千堂の子と知り

誘拐に至った
「千堂大臣のもう一人の娘」と言ったことは事実だったのだ


薪所長は話す
この事実を突きつけ、
淡路は、一般市民なら国益、という大儀を持って
で殺すであろうと分かっていた
そして、娘達の身元がわかるように
わざと目に付くよう毛髪を残す

それが調べられ、
殺した娘が自分の子と知り
殺人を起こしてまで助けた我が子だと思っていた子が 
自分と血のつながりがない、
と・・二重、三重の苦しみを与えることが、目的だったのだ



今の妻と結婚が決まっていたとき、
愛人に子供ができたと知ったとき
降ろすように病院まで手配したが、
実家に戻って、子供を産み
そして 子供を連れて結婚していた
結婚して平野恵美子と名乗る彼女
その彼女と一緒にいる娘こそ・・

我が子だとしって
愕然とする千堂に
追い打ちをかけるように、言いつのる

「20年前我が子を殺すように言って
いままた殺そうとした娘に
私が二度も君を殺そうとした、
本当の父だよと、名乗るんですね」

親子団らんの場に 過去の愛人泉堂を見た
平野恵美子たちの動揺と

待っていても父がこない千堂咲の病室
期待した分落胆が大きく泣き崩れて
これから本当の苦しみが・・待っている予感をしめす




以上・・粗筋だけダラダラかいたけど
やはり本を読むべきか、だれか漫画を小説仕立てに
してくれればいいのにな~と
思ったなりよ

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