貸本屋さんの閉店

市立図書館の近くで見つけた
「漫画クラブ」

気になって入ってみたら、
「貸本屋」さんだった

「今時、貸本まんが？」

と、思いながら
中高生に読んだ漫画が懐かしくなって
手に取り、会員登録してから


２０数年









連休で予定が無い時
数ヶ月たって続編が出ていそうと思ったとき
近くに来たとき
などなど。。思い出したように通って
いつの間にか、
店主さんとも親しく話しができる間柄になってた


そして今日・・
久しぶりに来てみると

「長らくご愛顧、
ありがとうございました」
という、張り紙が・・・


「マジですか～！！」


やはり本当で年内でお店を閉めるそう・・
昭和６０年に開業して以来
阪神地区では、最後の貸本屋さん

何故、閉店を？と聞くと
やはり利用者の落ち込みらしい

いや、私もボチボチしか来ないけど。。
本当は　子供達の利用がないのが
痛手らしい

漫画世代（私たちのような。。）の大人が来るけど
子供の利用が激減して　それが収入源になっているそう

確かにこの市内は人口５０万、と言われてたのも昔のこと
人口減で　小中学校も統合したり・・
かわりに、ご老人が多いの

それに今時の子供って
漫画読まないのね

ねことおばあさんが　店番してる、って感じで
のんびりお商売を続けられないのかな～って
言ってみたけど

現実は厳しく　赤字で商売を続けるとお金をつぎ込む
そんなことになりかけないとか

私も年だしね・・と
ここまで言われると、切ないよね

ここの人たちと会えなくなるとともに
私の楽しみもなくなるよ・・